【純正以外で選ぶ】PCゲームコントローラ選びの4つのポイント?

日本ではPlayStationやNintendo Switchなどコンソールのゲームが一般的であったため、PCゲームでもマウスやキーボードではなく、コントローラ(ゲームパッド)を使うユーザーが非常に多いです。しかしPCで使うコントローラはどれを選べば良いのか迷うところですね。

PlayStationのコントローラであるDualShockシリーズやXboxのコントローラなど『純正』を購入するのも当然1つの選択肢ですが、純正コントローラは価格が高く、連射やマクロ機能などゲームを有利にすすめる機能が備わっていません。

そこで今回は純正以外でコントローラを購入するときに確認する4つのポイントをご紹介していきます。

 

①有線・無線

まずは接続方法です。

コントローラは本体とUSBケーブルなどで接続する『有線タイプ』とBluetoothやWi-Fiで接続する『無線タイプ』が存在します。以下のそれぞれのメリットを参考にどちらのタイプが自分にあっているかをまず決めておきましょう。

有線のメリット

  • 通信速度が早い
  • 受信機がいらない
  • 無線より価格が安い
  • バッテリーがいらず軽い

無線のメリット

  • お部屋がスッキリ
  • 自由な場所で使える
  • ケーブルの損傷リスクがない
  • スマホとPCなど複数台の機器でそのまま使える

これらのメリットを見てもらうと分かるように、「価格を抑えたい」「0.1秒単位で勝敗が変わる高度なゲームがしたい」「PCにBluetooth受信機がない」などの場合には『有線』コントローラをおすすめします。

逆に「ケーブルをすっきりしたい」「スマホでも使いたい」という場合には『無線』コントローラを選んだほうが良いでしょう。

また、特に高価格帯の商品には『有線・無線の両対応』も存在します。時と場合に合わせて両方で使いたい方は両対応のものを選びましょう。

 

②バッテリー(電源)

次にバッテリーの有無と種類です。

『有線』タイプは基本的にバッテリーは不要のため、これはあくまでも『無線』タイプのコントローラに限ります。

無線コントローラには、電源が『バッテリー』タイプのものと『乾電池』タイプのものがあります。『バッテリー』は充電が可能で何も準備しなくても繰り返し使えるのがポイント。逆に『乾電池』はバッテリーの劣化を気にする必要がないのがポイントです。

バッテリータイプのメリット

  • ケーブルを挿すだけで繰り返し使える
  • (電池を入れた総重量で)乾電池タイプより軽い場合が多い

乾電池タイプのメリット

  • バッテリーの劣化を気にする必要がない

近年発売されているものは『バッテリー』タイプが多いのです。しかし私は(特に昔の)コントローラやスマホなど、バッテリーの劣化を何度も肌で体感してきため、今でも『乾電池』タイプを優先して選びます。実際は、技術が進んで昔ほどバッテリーの劣化は気にならなくなってきているので、乾電池を用意するのが面倒な方は『バッテリー』タイプで良いかと思います。

バッテリータイプの場合、その稼働時間も重要です。コントローラによって消費電力が違ってくるため、一概にバッテリー容量だけで判断してはいけません。多くの商品には連続稼働時間が記載してありますので、それを参考に商品を選ぶようにしましょう。

 

③デザイン(ボタン配置)

ほぼすべてのコントローラは『DualShock型』のボタン配置か『Xbox型(Switchのプロコン型)』のボタン配置の2パターンです。

違いは左の十字キーとアナログスティックの位置にあります。

私はそれぞれのタイプのコントローラを使って数年間ゲームをしていたことがありますが、個人的にはアナログスティックが左端にある『Xbox型』のほうが操作がしやすく感じます。理由は十字キーを右手でも押すことが出来るからです。特にFPSシューティングゲームでは敵からの攻撃を左手で避けながら、右手で十字キーのショートカットを使うことがあります。そういうときにはこのボタン配置が優れていると感じます。

とはいえ好みやゲームにもよりますし、どちらもすぐに使い慣れますのであまり深くは考えなくても良いのかも知れません。

 

④機能性

バイブレーション機能すらない最低限のボタンだけのコントローラもあれば、複雑なコマンドを1つに集約できるマクロ機能や連射機能が備わったコントローラもあります。また、DualShock 4のようにタッチパネルが搭載しているものもあります。(amiiboのようなNFC対応のPCコントローラは殆ど見ません)

最低限のボタンだけでもほぼすべてのゲームが出来ますが、よりプレイの効率を上げたい方はこれらの機能性が備わったコントローラを選びましょう。特にアクションゲームや格闘ゲームが苦手な方にはおすすめです。ただし、レーティングがあるような対人のプレイでは、モラル的にそれらの機能を使用しないようにしましょう。