快適なゲーミング環境を作る光るアイテム

ゲーミング環境に光るアイテムを取り付けて、幻想的な空間にすることは、ゲームに集中するためのすばらしいアイデアです。もちろん真っ暗な環境や自分の好きな色に染めることが没入への近道と考えるゲーマーもいますが、それだけではありません。光の明るさや彩度が感情に影響を与える効果も確かに存在します。周囲の光を正しく利用することで、長時間のゲームでも疲れにくく感情的になりすぎない状態を維持することができるのです。

近年、寝室だけでなくゲーミング環境でも装飾的なライトを使用することが一般的になってきています。快適な環境を求めて、明るい白や昼光色だけの電球にするよりもクールなブルーのライトや暖かい光が選ばれやすくなっているのです。実際、世界の LED 照明市場は、2020 年から 2027 年にかけて 13.4% 成長する可能性も報告されています。

この記事ではそんな光の効果やおすすめの商品をご紹介していきます。快適で生産性の高いゲーミング環境を作るための手助けとなれば幸いです。

光の心理効果

ライトを購入する前に、光が与える効果について知っておくことが重要です。私たちは自信の経験則として、そのいくつか知っていますね。例えば青い光は体感温度を下げたり、緑の光はリラックスさせたりです。光が感情に影響を与えることを研究した報告は数多く報告されており、中には「天井に明るい白色ライトを設置するだけよりも、デスクに黄白色ライトを設置したほうが勉強の生産性が高くなる」といったものもあります。

明るさを選ぶ

明るさは、光源が発する光の量です。商品表示には全光束(lm:ルーメン)で表記され、数値が高いほど明るくなります。

明るい光は感情を活性化させます。ゲーム中に眠気を感じる場合は、より明るい光を当てることで集中力を高める事ができますが、疲れやすくなってしまいます。つまり短期的な集中力が必要なゲームでは明るい環境が向いているのです。

一方、暗い光(場所)では感情を落ち着かせ、意思決定や交渉がしやすくなります。また、明るい場所より疲れるにくくなるのです。激しいゲームを長時間プレイする場合には暗い環境のほうが効果的でしょう。

次の2つの画像をご覧ください。どちらの空間で長時間ゲームをプレイできるかを想像してみると、左の写真のほうが適しているのが分かりますね。

Image Source:- superbrightleds.com

このことを踏まえて具体的なゲーム環境の明るさを考えてみましょう。

ゲーム空間自体は長時間快適にプレイできるようにやや暗めのほうが適していると言えます。しかしモニターの明るさは常に周りよりも明るく、集中できる状態にしておくことがベストなゲーミング環境と言えるのではないでしょうか。

もちろんモニターの明るさを上げすぎると睡眠や目の網膜に悪影響を与えますので注意が必要です。実際、下の写真のような状態は、モニターが明るすぎています。

Image Source:- xtremegaminerd.com

彩度を選ぶ


色の度合いは彩度という言葉で表されます。プレイ体験をいいものにするためには、どの程度の色の強度を使用するべきかを知ることが重要です。

彩度の高い、強い色は感情を強めますが、彩度が高すぎると気が散る可能性があります。一方で、弱すぎる色だと、部屋を魅力に欠けるなものにし、気が散る空間にしてしまうでしょう。照明の色の強度は、高すぎると感情が抑えられすぎ、弱すぎると集中力に欠けてしまうのです。

場所を選ぶ

モニターの後ろに


真っ暗な部屋では決してゲームをしないようにしましょう。目への刺激が強くなりすぎて、疲れやすくなるばかりか目へ悪影響を与える可能性があります。ライトをモニターの横や後ろに配置することは最優先事項です。これにより、モニターの光の眩しさによる目への影響が軽減されます。

壁に

Image Source:- xtremegaminerd.com

壁を幻想的にライトで照らすことができます。これによって、モニターのまぶしさが軽減され、自分好みのさまざまな色で部屋全体を明るくすることができます。

部屋の隅に

デスクの位置によってはあまり影響がないこともありますが、部屋の隅においた間接照明は部屋全体の雰囲気を作り出すのにぴったりです。ゲーム中はもちろん、リラックスして背伸びをしているときに自分好みの雰囲気あふれる部屋にいることを想像してみてください。

机の下に

Image Source:-xtremegaminerd.com


ゲーム環境作りで見落とされがちなところです。必須ではありませんが、ケーブルの接続や管理などのためには必要なライトの一つでしょう。デスクの下全体を照らすには、1 つのライトだけで十分です。

カラーを選ぶ

色を決める際には様々なライトを使ってカラフルにするよりも1つか2つの色で統一するほうが雰囲気あふれる部屋に仕上がります。同時にストレスが少なく、長時間のゲームプレイに適した光を作りやすくなるでしょう。

TCPIによると、紫色は精神的ストレスを軽減し、オレンジ色は創造性を刺激するとのことです。これらの 2 つの色を組み合わせてストレスを軽減し、ゲームの生産性を高めることができます。

ゲーミング環境の例

ここからはいくつかの例をご紹介します。

暖かいゲーム環境

クールなデュアルモニターの環境

CDN media

2色を組み合わせたセットアップ