なぜ肌荒れになる？よくある原因は？

紫外線

紫外線というと、日焼けによってシミができる、というイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。

紫外線は肌のバリア機能を低下させ、赤みや乾燥などのトラブルを引き起こします。

乾燥による肌ダメージが蓄積されると、将来シワやたるみができる老化原因にもなってしまいます。

このように紫外線は、種々の肌荒れのもとになるため、未来の美肌を育てるためには対策が必須です。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れが肌荒れの原因になることは、日ごろ実感している人も多いのではないでしょうか。

特に食生活の乱れは、翌日のお肌にすぐに表れます。


例えば・・・

栄養の偏りが続くと、ホルモンバランスが乱れ、美肌はさらに遠のくことになります。

食生活だけでなく、睡眠不足、運動不足も、肌のターンオーバーを鈍化させて、肌の回復を遅らせてしまいます。

精神的ストレス

意外と見落としがちなのが、精神的ストレスです。

という方は、日常的にストレスをため込んではいないでしょうか？

過度のストレスが続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れてしまいます。


結果、肌のターンオーバーが低下して角質が溜まり、肌がごわついたり、くすんだりします。

さらに過剰な皮脂分泌が起こると、脂性肌やニキビの原因にもなります。

ストレスは万病のもとですが、肌にも悪影響を及ぼしてしまいます。

花粉などのアレルゲン

毎年春になると肌が荒れる、という人は、花粉が原因になっているかもしれません。

自分は花粉症じゃないから大丈夫、という人も要注意。

鼻水などの花粉症症状が無くても、花粉が原因の肌荒れは起こります。

とくに肌が乾燥してバリア機能が低下していると、花粉やハウスダストといったアレルゲンの刺激を受けやすくなります。

空調や季節の変わり目による乾燥

季節の変わり目、とくに気温が急激に低下する秋は、外気の乾燥によって肌が乾燥してしまいます。

また、冷房や暖房の効いた部屋は乾燥しやすいので、注意が必要です。

乾燥はごわつきやシワの原因になるのはもちろんのこと、肌のバリア機能を低下させてしまいます。

バリア機能が低下すると、紫外線や花粉などの外部刺激を受けやすくなり、いつもより肌荒れが起こりやすくなります。

間違ったスキンケア

いくら高価な化粧品を使っても、スキンケア方法が間違っていては台無しです。

ごしごしと力を入れて洗顔をしたり、熱いお湯やシャワーで顔をすすいだりすると、肌の必要な皮脂や角質まで落としてしまい、肌の乾燥につながります。

メイクを落としきれていない、タオルに雑菌が繁殖しているといったことは、ニキビのアクネ菌繁殖のもとになります。

あわせて実践したい肌荒れ対策

紫外線への対策

紫外線による肌荒れには、下記の対策を意識しましょう。

特に最近では、外からのケアだけではなく、「飲む日焼け止め」などインナーケアも重要視されています。

生活習慣の改善

食生活、睡眠、運動の三つの側面から、生活習慣を見直すだけで、きっと肌の変化を感じられるでしょう。

個々人に合った改善が必要ですが、特に下記のポイントを抑えておくと効果的です。

ストレスの軽減

精神的ストレスをゼロにすることは難しいですが、まずは「ストレスは美肌の敵」と意識することが大切。

少しずつ、ストレスをため込まない習慣づくりをしましょう。

花粉、アレルゲン対策

特にスギ花粉が多い春先は、下記の花粉対策も取り入れてみましょう。

最近では、花粉をブロックするような化粧品も登場しています。

正しいスキンケアと保湿

肌が乾燥すると、バリア機能が低下して、先に紹介したような外的要因を受けやすくなってしまいます。

保湿力の高い化粧品を買う前にも、見直せることはたくさんありますよ。